「電気通信工事」とは、電話・テレビ・インターネット・防犯カメラ・放送設備など、建物や施設の中で情報を伝達する設備の設置や、設置に伴う電気工事のことです。
弊社では、アパートやマンションなどのLAN設備やWIFI工事をはじめ、携帯電話の基地局工事、テレビ共聴設備工事、病院学校などの放送設備工事を行っております。

無線LAN化(業務用Wi-Fi新設・増設)【学校・病院・介護施設など】

無線LANによるICT化で業務効率化事例。

ある介護施設様では、ICT導入前までは、ほぼ手作業で帳簿に介護記録をとっており、スタッフ1名で担当する部屋数は十数室にもおよび、業務効率が悪い上、情報の共有も難しく昼夜スタッフの引継ぎもスムーズに行えませんでした。そしてアナログなため、人力による情報の整理が必要で入所者ごとのケアプランをどう作るかも大きな課題でした。その中で着目されたのが、ICT活用による「睡眠の質」の見える化でした。睡眠センサーとナースコールをシステムと連携することにより、導入前には頻繁にベッドを覗くことで眠りの邪魔をしてしまうなどの問題がクリアされたことで、スタッフの業務が減り、デジタルによる記録でケアプラン作成もスムーズに行えるようになりました。

ICT実現のために必要な安定した無線LAN環境を、工事段階から計画を。

タブレットなど、複数のシステム連携となると、通信データが膨大なため無線LANの品質が重要となります。各階へLAN通信と、個室向けの無線LAN構築などで解決していく必要があります。
また、今後さらにICT機器が増えることも見越した増設計画も考慮しておく必要があります。

無線LAN 新設・改修工事前には、調査が大切になります。

無線LANアクセスポイントが少ないのではないか?であったり、スマホなどの通信機材が増えて、通信速度が遅くなっているような気がするなど、施設内のネットワーク環境への改善の声や、改修の依頼が多くなってきています。
専門用語で申し訳ありませんが、施設内のUTP(CAT6A、CAT6、CAT5E)配線工事、 工場や倉庫での光ケーブル(SM、MM)配線工事、病院や学校での無線LAN設備工事、無線LAN設備では外来波調査から、実機を用いた事前電波調査、検証、事後調査を行います。 また、機器メーカーと共に、ルーター、L3、L2スイッチの設定、検証も行っております。

アクセスポイント追加工事

無線LANアクセスポイントについては、その機器の能力や、障害物・障害物材質などを見極めて通信状況を調査した上で設置工事を行います。数値データだけではない、長年の経験が生かされる施工です。

移動体通信設備工事

通信鉄塔工事 (鉄塔・鉄柱などへの無線基地局設備を設置)

モバイル通信を行なう無線設備やアンテナ機器を、高層ビルや鉄塔・鉄柱に設置する通信鉄塔工事です。高所作業等の危険が伴いますが、養生ネットやキーロック仕様の保護具を使用し、万全の安全対策で施工してきます。もちろん、施工後も設備に支障が出ない作業を心掛けています。
※ベルブロック等の安全器具も自社にて保有しています。

ビル局工事 (ビル・マンション・アパート等の屋上での無線基地局設備の施工)

モバイル通信を行なう無線設備やアンテナ機器を、ビルの屋上に設置する無線工事です。架台取付、貫通配管、配線、器具取付、交換などがあります。

屋内(インドア)無線基地局設備工事 (無線基地局設備の施工)

建物の中や地下鉄の中など、電波が届きにくい場所でも快適に通信できるよう、アンテナ(子機)の無線設備を室内に設置する施設屋内アンテナ工事です。アンテナの新規設置、既存のアンテナ設備の交換、修理、保守点検などを行います。

無線基地局保守

携帯無線基地局の保守業務です。災害時には現地にスタッフを派遣し早期復旧対応等インフラ整備への取り組みが可能です。
また、年間を通し事業者様の依頼のもと既存局の定期点検も対応しております。

マンションのテレビ共聴設備改修

テレビ共聴設備の交換目安

テレビ共聴設備も月日の経過とともに劣化していくので、決められた耐用年数に基づいて交換する必要があります。
劣化が進めばテレビの映りが悪くなるなどの影響が出てくるので、マンションの環境にもよりますが、少しでも映りが悪いなどの苦情があれば機器を交換するようにしましょう。
あくまで目安ですが、テレビ共聴設備機器については10年~15年が交換目安とされています。 そこで、一般的な12周期で大規模修繕工事を計画しているマンションでは、2回目の大規模修繕の機会にテレビ共聴設備のアンテナなどの機器の取替を視野に入れて計画しておきましょう。

共聴設備のマンション管理会社・組合の対応範囲事例

テレビ共聴用ブースター取り換え